
気温30度を超える厳しい暑さの影響はすさまじかった。墨田工科(東東京)は10点リードで迎えた6回。守備に就いた選手4人が次々と倒れ、このうち3人が熱中症の疑いで途中交代。試合は10−3の7回コールド発進したが、森本遼監督(29)が「想定…

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長浜北が膳所に敗れ、開幕戦で姿を消した。膳所(ぜぜ)先発の高田倫太郎(2年)の打たせて取る好投に2安打と打線が振るわなかった。 長浜北は野球部員16人の中で3年生は2人。その1人の小沢奈月内野手(3年)は同校唯一の女子部員ながら野球部を…

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九産大九州(福岡)が2年生左腕の好投で初戦突破を決めた。先発の中原陽向(ひなた)投手が7回9安打2失点。初回に沖学園に先制点を献上も、2回以降は6回まで無失点投球。「持ち味でもある緩急を出せた」。最速120キロ台の直球も、緩いカーブ、ス…

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センバツ優勝経験もある古豪・神港橘は西宮南に敗れ、1回戦で姿を消した。関大時代から何度も練習に足を運び、後輩にエールを送ってきたOBの中日金丸夢斗にいい報告はできなかった。 エースの宮村幸佑投手(2年)は「後輩ながら1番を背負うことがで…

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昨夏日本一の京都国際が白星発進を決めた。背番号10の酒谷佳紀投手(3年)が9回5安打2失点。昨年は夏大会直前に右肩甲骨の筋肉を肉離れし、日本一はスタンドで見守った。「もう1度甲子園に行って日本一を成し遂げたい」。悔しさを糧に、まずは京都…

甲子園

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誉(愛知)の身長194センチ右腕・モレチ・アレシャンドレ投手(3年)が、自己最速タイの147キロをマークした。日米7球団のスカウトが熱視線を送る中、3番手で6回に登板。1回16球を投げ、1安打無失点と好投。試合後、今秋にプロ志望届を提出…

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県内屈指の進学校の膳所(ぜぜ)が夏の大会では4年ぶりに初戦突破を果たした。 7−0の7回コールド勝ちで、滋賀1番星を挙げた。初回に先制すると、試合を優位に進め、7回の連打で勝負を決めた。 先発で打たせて取る好投をみせた高田倫太郎投手(2…

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高蔵寺のU18代表候補左腕、芹沢大地投手(3年)が初回から自己最速を更新する151キロを計測して球場をどよめかせた。 初回。先頭の初球に自己最速に並ぶ150キロを投げこむと、フルカウントから投じた直球が151キロを表示。スコアボードに数…

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単独出場2年目の夏に挑み、目標の「1点」をもぎ取った青鳥特別支援のストーリーは、主将・八木秋大内野手(3年)の成長なしでは語れない。 得点には直接関われなかった。しかし、スコアボードに刻まされた「1」をベンチから見たキャプテンは「みんな…

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京都外大西が大勝で初戦を突破した。盗塁6個を記録するなど機動力を駆使した京都外大西らしい戦い方を見せた。 初回、京都外大西・1番谷春毅(はるき)内野手(3年)が左前打で出塁すると、すかさず盗塁を決めた。谷は「サインもあったし、自分のタイ…

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高校野球千葉大会で23年ぶりVを目指す拓大紅陵は6日、木更津市内の同校グラウンドで市船橋と練習試合を行った。 「6番一塁」で先発出場した宮武凜人内野手(3年)は6回に右越え2ランを放つなど4打数2安打4打点の活躍を見せ「(2ランの感触は…

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滋賀県大会の幕が上がった。52校48チームが夢の舞台を目指して競い合う。選手宣誓を務めたのは昨夏の王者、滋賀学園・藤本聖人主将(3年)。「平和を紡いでくださった人、支えてくださった方々に感謝の気持ちを忘れずに全身全霊でプレーする」と堂々…

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単独2年目の参加となった青鳥特別支援は、チーム初の「夏1得点」をマークするも、5回コールド負けに終わった。 先発右腕の禰宜田(ねぎた)翔投手、2番手の上野空虎(そらと)投手(ともに1年)が上水打線を止められず、味方の失策などもあり、3回…

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京都文教が延長10回の熱戦の末、勝利をつかんだ。昨夏の京都大会2回戦で負けた相手に雪辱を果たした。 9回裏1死満塁で、京都文教がチャンスを生かせず、延長に突入。10回表のタイブレークで京都文教はエラーが絡んで2失点。後がない状況に追い込…

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墨田工科が激しい暑さに襲われた。10点リードで迎えた6回裏に一度は守備に就いた選手4人が次々と倒れ、このうち3人が熱中症の疑いで途中交代を余儀なくされた。 球審は選手たちの体調優先で試合を中断しながら進めたが、連鎖するかのようにグラウン…

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昨夏日本一の京都国際が初戦を快勝。ノーシードから、2年連続となる全国制覇へ白星発進を決めた。 昨夏の甲子園胴上げ投手で、U18代表候補の西村一毅投手(3年)がベンチスタートとなる中、背番号10の酒谷佳紀投手(3年)が先発マウンドに上がっ…

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コザ−興南の準々決勝は悪天候の影響で継続試合となった。 0−0で迎えた5回裏。興南が1死一、三塁と先制機を演出も、降雨で試合が一時中断となった。天候の回復が見込めず、継続試合が宣告された。7日の午前10時から試合が再開される予定だ。 興…

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目黒学院が最終回に粘りを見せた。 9回表に学習院に6点を与え、10点ビハインドで迎えた9回裏。打者9人で6安打4得点を奪う猛攻を仕掛け、OB・OGらが集まった三塁側スタンドを沸かせた。 最後は空振り三振に倒れ6点差負けとなったが、加藤恭…

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悲願となる西東京の頂点を目指す世田谷学園に、将来有望のジュニアがいる。 川相俊輔内野手(2年)はかつて「バントの神様」と呼ばれた巨人2軍野手総合コーチ・昌弘氏の四男。大会前まで主力争いをしてきたが「守備固めで使われたのに(練習試合で)エ…

中村俊輔

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浮羽究真館が、12年以来13年ぶりとなる夏初戦突破を決めた。 最速137キロのエース国武一聖投手(3年)が、152球の力投で9回を5安打の完投勝ち。2−1で迎えた最終回は「力を入れた」。先頭打者を三ゴロに仕留め、次打者は二ゴロ。最後は空…

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左足がつっていても、関係ない。学習院の乕渓有有(とらたに・ゆうう)外野手(3年)は、本能のままにダイヤモンドを駆け抜けた。 1点リードの3回1死二、三塁。外野に転がった打球の行方を見ながら、162センチ、87キロの体を揺らし全力疾走。父…

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中村学園三陽が初戦敗退を喫し、男子校として最後の夏を終えた。 2年生エースの原野虎琉投手が、8回を投げ9安打2失点の好投。0−0の3回に2点を先制されるも、4回以降は無失点に抑えた。奪った三振はわずか1。計3度の併殺打を奪うなど、味方バ…

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ノーシードから悲願の頂点を目指す世田谷学園が、20安打26得点の5回コールド勝ちで好発進を切った。 初回、主将の北村琥太郎外野手(3年)の適時三塁打で先制すると、プロ注目スラッガーの坂本勇希内野手(同)も強烈な二ゴロを放って「夏1打点」…

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第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)出場を懸け、来週から東北各地で熱戦が繰り広げられる。東北6県版では各県の注目校や選手を紹介する。第4回は部員不足により、連合チームとして出場する名取・仙台工(宮城)。合同での練習は…

甲子園

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元阪神外野手の甲斐雄平氏(37)が部長を務める福岡西陵が、17安打8得点の猛攻で福岡1番星をつかんだ。 1−4の6回に打者11人攻撃で一挙5得点。最大4点差をひっくり返す大逆転を決めた。初戦突破は夏3年ぶり。4月まで監督を務めた甲斐部長…

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