東関脇の霧島(28=音羽山)が、変化して敗れた前日を反省し、前に出る意識で勝利をつかんだ。 「昨日は良くない立ち合いをしたので、まっすぐ行こうという気持ちだった」。動きのある攻防となったが、最後は阿炎をはたき込んだ。大の里から2差を確保…
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東前頭15枚目の高安(34=田子ノ浦)が、好調の遠藤を圧倒し、突き出した。5日目から7連勝で9勝目。もろ手突きの立ち合いから回転の良い突っ張りを繰り出し、相手を懐に入らせなかった。「一方的な相撲に持ち込めた。落ち着いて取れている」と胸を…
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関脇大の里(24=二所ノ関)が無傷の11連勝で、ついに大関昇進目安へ“マジック1”とした。西前頭4枚目琴勝峰戦を押し出し。物言いがつく際どい勝負だったが、行司軍配通りで星を伸ばした。昇進を預かる審判部の高田川部長(元関脇安芸乃島)も「内…
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大の里が快進撃を続ける裏で、優勝争いを引っ張るべき両大関が優勝の可能性をほぼ失った。 琴桜(26=佐渡ケ嶽)は大栄翔を1度は攻め込みながら、逆に攻められて押し出された。支度部屋に戻り、風呂場に入ると「あークソーー!!」と絶叫した。 宇良…
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西前頭13枚目の錦木(34=伊勢ノ海)が、2敗同士の直接対決で若隆景を破り、優勝圏内に残った。 直接対決4戦全敗と苦手にしていた相手に前に出られたが、逆転の小手投げで9勝目。全勝の大の里から2差をキープしたが、「トップに立っているわけで…
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横綱が休場する中、番付最上位として臨んでいる東大関の琴桜(26=佐渡ケ嶽)が、結びの一番で小結大栄翔(30=追手風)と対戦。突き押しの応酬で優位に立ったように見えたが、勝負どころで突き切れない。大栄翔の執念の押しに、正面土俵でバランスを…
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全勝の関脇大の里(24=二所ノ関)が、西前頭4枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)を押し出して、単独トップ堅守の11連勝とした。後続との星の差2つは変わらず。また大関昇進の目安にも、残り4日で1勝と王手をかけた。 一人横綱の照ノ富士(32=伊…
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元横綱鶴竜の音羽山親方(39)が、12日目から初めて、土俵下の勝負審判を務めることが決まった。 同じ時津風一門で審判部の枝川親方(元前頭蒼樹山)が、発熱のため休場。この日朝に連絡が入り、急きょ、12日目から代役を務めることになった。 音…
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初日から10連勝と、ただ一人、無傷で連勝街道を走る関脇大の里(24=二所ノ関)が、西前頭4枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)と対戦。押し出して11勝目を挙げた。 右を差して琴勝峰を押し込んだ大の里。土俵際、琴勝峰が大の里の突進をかわし、大の…
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2差ながら優勝争いの2番手につける2敗の若隆景(29=荒汐)と錦木(34=伊勢ノ海)は前半戦最後の一番で直接対決。優勝争いの生き残りを懸けた一番は、錦木が逆転の小手投げを決め9勝目を挙げた。 右四つから頭をつけた若隆景が、右の前みつを拝…
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西前頭9枚目の欧勝馬(27=鳴戸)が、2場所ぶりの勝ち越しを決めた。 明生(28=立浪)と対戦。立ち合い、左にずれるように立って左上手を引くと、右四つ十分の体勢から明生を寄り立て、粘る相手を上からたたきつけるような上手投げを決め8勝目を…
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漫才協会所属のコンビU字工事の福田薫(46)とおぼん・こぼんのおぼん(75)が、東のたまり席で秋場所11日目を観戦した。 NHKのテレビ放送では紺のシャツを着た福田とピンクのジャケットを着用したおぼんが頻繁に映った。SNS内では「漫才協…
NHK 誤報謝罪
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2差ながら優勝争いの2番手につけている東前頭15枚目の高安(34=田子ノ浦)が、3敗の遠藤(33=追手風)と対戦。もろ手突きから突っ張って、遠藤を懐に飛び込ませなかった。回転のいい腕の動き、前傾姿勢、足の運びと万全の押し相撲で、遠藤を突…
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苦しい土俵が続いている新入幕コンビが、この日の土俵で直接対決。東前頭16枚目で7敗を喫している白熊(25=二所ノ関)が、西前頭14枚目の阿武剋(24=阿武松)を寄り切って、踏みとどまった。 立ち合いは阿武剋が踏み込み勝ちしたように見えた…
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西十両11枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜)が、デビュー以来初の不戦勝で10勝目を手にした。 対戦予定だった島津海がこの日から休場。「こういう日もあるんだな」と戸惑い気味に話した。1敗で並んでいた千代翔馬が敗れ、尊富士が単独トップに立った。…
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東前頭13枚目の北勝富士(32=八角)が秋場所11日目の18日、日本協会に休場届けを提出した。右膝関節炎のため。この日に対戦予定だった玉鷲は不戦勝となる。 今場所は前日を終えた時点で6勝4敗。5日目から4連勝を挙げたが、その後は2連敗し…
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西幕下5枚目の琴手計(21=佐渡ケ嶽)が、新十両昇進に大きく前進した。取組前まで、ともに3勝2敗だった埼玉栄高の後輩で、西幕下2枚目の若碇を押し出し。相手の引きに乗じて鋭い出足で快勝した。4勝2敗で、七番相撲を残して勝ち越し。今場所は十…
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幕下西4枚目の安青錦(20=安治川)が5勝目をあげ新十両昇進を濃厚とした。十両入りを果たせば、ウクライナ出身力士としては獅司(雷)に続いて2人目。 1敗同士の対戦だったこの日は、幕内経験を持つ西3枚目の千代丸を立ち合いから押し込み、終始…
ウクライナ
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西幕下55枚目の朝興貴(33=高砂)が、6戦全勝で初の幕下優勝に王手をかけた。夢道鵬を押し倒しで破り、最後に三段目優勝を果たした18年秋場所以来、6年ぶりに無傷で白星を6つ並べた。過去に三段目で2度、序二段で1度の各段優勝の経験があるが…
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西十両4枚目の島津海(28=放駒)と、東十両7枚目の剣翔(33=追手風)が、秋場所11日目の18日に休場すると日本協会が発表した。この日に島津海戦が組まれていた尊富士と、剣翔戦が組まれていた志摩ノ海はいずれも不戦勝となる。 10日目を終…
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東大出身力士が、関取を目指して1歩前進した。 西三段目10枚目の須山(26=木瀬)が阿龍をすくい投げで破り、4勝1敗。自己最高位で勝ち越しを決め、幕下昇進をほぼ確実にした。小手投げを食らっても粘り、一気にぶん投げた。「覚悟を決めてできた…
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若隆景が2敗対決となった遠藤との一戦を制した。 立ち合い、頭を下げて突進してきた相手の動きに対し右に動いて突き落とし。「体が反応して動いているのかな」。翠富士との対戦した前日9日目は1分半近い熱戦をものにしたが、この日は約1秒で勝利。返…
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錦木(34=伊勢ノ海)が前に出る相撲を貫いて輝を押し出した。4場所ぶりの勝ち越しを10日目に決め「気が楽になった。番付が落ちることもないし、十両にも落ちないし」と上機嫌。 11日目は同じ2敗の若隆景と対戦。幕内では4戦すべて敗れている相…
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関脇大の里(24=二所ノ関)が大関昇進と2度目の優勝を力強く引き寄せた。1差だった大関経験者の関脇・霧島との大一番。相手の立ち合い変化も冷静に対処し、寄り切って初日から10連勝とした。大関昇進の目安、三役で直近3場所の合計33勝へあと2…
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高安(34=田子ノ浦)が、5日目から5連勝で、3場所ぶりの勝ち越しを決めた。幕内最初の一番で登場。錦富士に左を差すと、土俵を背に回り込もうとする相手の動きにも落ち着いて対応。「前に出られた。相手にしっかりついていけた」と納得顔で振り返っ…
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