
東十両6枚目の嘉陽(26=中村)が同7枚目の玉正鳳(32=片男波)を押し出し、今場所初白星を挙げた。「昨日もこの相撲を取ればよかった」と振り返るほど会心の一番だった。 一時は172キロまで絞った体重も、今は180キロ。「えびすこが強い」…

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大関とりの関脇若隆景(30=荒汐)が、今場所初白星を挙げて1勝1敗とした。前頭王鵬に、鋭い立ち合いから右を差すと、振りほどこうと繰り出した相手の小手投げに乗じ、左も差して盤石のもろ差し。わずか3秒2で難敵を寄り切った。 前日14日の初日…

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横綱大の里(25=二所ノ関)が、先場所金星を配給した東前頭筆頭の玉鷲に雪辱し、2連勝を飾った。相手の右のど輪に、上体をのけぞらせる苦しい体勢に追い込まれた。だが大の里は、右前まわしを引きつつ、左で相手ののど輪を下からあてがって外すと、流…

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大関昇進に挑む関脇若隆景(30=荒汐)が王鵬を寄り切って初白星を挙げた。初日は平幕の伯桜鵬に敗れていたため星を五分に戻した。 横綱大の里は玉鷲を突き落とし、先場所途中休場の横綱豊昇龍は小結高安を寄り切った。大関琴桜は伯桜鵬を突き落とした…

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アイドルグループ元V6の三宅健(46)が秋場所2日目を観戦した。向正面で審判を務める元大関・琴欧洲の鳴戸親方の斜め後方に、黒シャツ姿で存在感を放った。もともと好角家で専門誌や、NHKの相撲番組に出演したこともある。それだけに一番一番、熱…

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好角家として有名な高須クリニックの高須克弥院長(80)が秋場所2日目を観戦した。東の花道の最前列で、パートナーで漫画家の西原理恵子氏(60)とともに熱視線を送った。青のジャケット姿でNHK放送の画面でも目立っていた。 SNS内では「高須…

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西十両2枚目の千代翔馬(34=九重)が、お笑いコンビ、バイきんぐの小峠英二に感謝した。 今場所から、国技館に立つ幟(のぼり)を贈られた。千代翔馬は「先代(元横綱千代の富士)の娘さんたちと仲良く、稽古を見に来てくれたり、パーティーに来てく…

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大関経験者で西十両13枚目の朝乃山(31=高砂)が、連勝とはならず、1勝1敗と星を五分に戻した。初日に関取として初白星を挙げていた、新十両の西ノ龍に上手投げで敗れた。けんか四つの相手に、立ち遅れて相手得意の左四つ。それでも右上手を引いて…

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幕内藤ノ川(20=伊勢ノ海)の父、甲山親方(53=元幕内大碇)が、NHKアナウンサーとの「決まり手裏話」を明かしたこの日、相撲博物館で行われた親方トークイベントに出演。甲山親方は本場所中、決まり手係を担当しているため、決まり手が話題にな…

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幕内藤ノ川(20=伊勢ノ海)の父、甲山親方(53=元幕内大碇)が将来の夢を語った。 この日、相撲博物館で行われた親方トークイベントに出演した。甲山親方の長男は藤ノ川、次男は幕下碇潟(18=伊勢ノ海)、三男は埼玉栄高1年の斎藤夕剛。参加者…

斎藤隆

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ロンドンの人気者誕生を予感させる、堂々のデビューだった。横綱大の里の付け人で、東三段目40枚目の羅漢児(らかんじ、21=二所ノ関)が、結びの一番後、本場所で初めて弓取り式を務め、初日を締めくくった。8月の夏巡業から弓を振り始めたばかりだ…

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深い悲しみを抱え、大関経験者の西前頭12枚目御嶽海(32)は土俵に立った。12日未明にフィリピン出身の母マルガリータさんが急死。55歳だった。一昨年名古屋場所直前に、74歳で父春男さんが亡くなったのに続き、悲しみを抱えての本場所。初日は…

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関脇若隆景は、10勝以上で昇進の可能性が高まる大関とりの場所で、黒星発進を喫した。 前頭伯桜鵬に、頭からぶちかまされると、一方的に押し出された。持ち前のおっつけを繰り出すため、一瞬引いたところを呼び込む形となった。 「立ち合いから流れが…

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横綱昇進2場所目の大の里(25=二所ノ関)が、いきなり組まれた今場所を占う大一番を快勝し、絶好のスタートを切った。新三役の小結安青錦との2度目の顔合わせを寄り倒し。初顔合わせの先場所に続き、ウクライナ出身の新鋭を圧倒した。2人は先場所、…

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8場所ぶりに幕内に復帰した東前頭16枚目の友風(30=中村)が、西前頭16枚目の錦木(35=伊勢ノ海)に勝った。鋭く立ち合い、相手に何も差せないまま押し出した。 「いい意味で、らしくないいい初日。こんなにいい相撲が初日から取れるとは思っ…

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横綱豊昇龍が平幕の玉鷲を下し、白星発進した。立ち合いで突き放して相手の引きにも落ちず、足が流れながらも、左渡し込みで仕留めた。 40歳10カ月の相手に最年長金星は許さなかったが、「勝って良かったです」「いいと思います」と言葉少な。万全で…

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大関経験者で西前頭12枚目の御嶽海(32)は、悲しみを抱えながらの土俵となったが、初日を白星で飾ることはできなかった。前頭狼雅を、立ち合いから押し込んでいったが、盛り返されると、最後は左上手を取りにいったわずかな隙をつかれ、寄り立てられ…

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日本相撲協会は、秋場所初日から休場した十両以上の力士の診断書を発表した。 東十両3枚目の遠藤(34=追手風)は「左膝前十字靱帯(じんたい)損傷、内側側副靱帯損傷、変形性膝関節症、内側・外側半月板損傷。通院中で9月18日に手術(関節鏡視下…

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高砂部屋から同時に昇進した、ともに新十両、西11枚目の朝白龍(26)と石崎改め西12枚目の朝翠龍(25)が、そろって白星発進した。先場所幕下優勝の朝白龍は、風賢央を組み止めると落ち着いて突き落とし。兄の前頭朝紅龍との史上24組目の兄弟関…

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西十両3枚目の錦富士(29=伊勢ケ浜)が、同2枚目の千代翔馬(34=九重)をはたき込みで破った。「硬くなりましたけど、勝ててよかったです」と話した。 幕内の尊富士はケガで全休の見通し。十両の錦富士か宝富士が再入幕しなければ、来場所は青森…

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新十両に昇進した西14枚目の西ノ龍(25=境川)が、関取初白星を挙げた。 最初の立ち合いは呼吸が合わずにやり直し。紫雷と左四つで組み合うと、右からの上手投げで仕留めた。 十両としての最初の白星について感想を聞かれると「感想も何も、まだ1…

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タレントのデヴィ夫人(85)が、向こう正面のたまり席で秋場所初日を観戦した。 鮮やかな赤のジャケットを着て、十両から熱心に土俵を見守った。NHKの放送でも頻繁に映り込んだ。 誰よりも目立つ存在感にSNS内でも「相撲よりデヴィ夫人の動向が…

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大関経験者で西十両13枚目の朝乃山(31=高砂)が、関取としては、当時前頭の昨年7月16日、名古屋場所3日目の美ノ海戦以来、425日ぶりの白星を挙げた。新十両の旭海雄をすくい投げ。相手の右からの張り差しで、下に潜り込まれたが、右をねじ込…

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幕内経験者の人気者で、東幕下31枚目の炎鵬(30=伊勢ケ浜)が、先場所途中休場からの再起の土俵を白星で飾った。西幕下31枚目の日向龍(武蔵川)を引き落とし。低い立ち合いから押し込み、いなして前のめりになった相手を背後から押し込もうとした…

武蔵

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東京での本場所初日は、国技館で優勝額除幕式が行われる。国技館内に掲額されている32枚の優勝額のうち、前日のうちに古い2枚が外され、新しい2枚が掲額される。除幕式では、新しい2枚にかぶせられたスクリーンが、音楽とともに上にスライドし、披露…

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